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Aug 16, 2018

クラアスさん サーキット仕様化第二弾 その1 車高調編

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第三段があるかどうかはシェイクダウンの結果次第な気がするまるそうデス。だって届いたら付けたいジャン!。

 というわけで、モノを外して軽量化を進めたクラアスさんことGRS204クラウンアスリートさんのサーキット仕様化のために、パフォーマンスUPパーツを投入しました!。

 いゃ、軽量化の方もまだまだ中途半端です。大物は外したとは言え、アチコチ詰めていかねばならぬのです。が、思ったより早く発注したブツが届いたので、思わずソッチに手が延びちゃいました(てへっ)。

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 まずはナニは無くとも車高調!。前後軸重と純正サスペンションでのデータ取りの結果から、RDMWオリジナルの足回りを作成しました!。と言っても、こいつはとりあえずの試作品!。これで走りこんでセットアップを煮詰めて、完成版を作りますよ〜。

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 ともあれ、試作品を装着、する前にいろいろ計測です。特にストローク量は大事!。イタズラにバネレートは高めないのがRDMW流ですが、底付きしてしまうのも問題。その辺り、お願いした仕様通りに仕上がっているかをチェックです。

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 ついでに重量も計測します。フロント用が+5kg、リア用が5kg4.8kgでした♪。流石はアルミブラケットを採用しているだけあって、結構軽量です♪。

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 新しい車高調とひとまわり戯れたら、今度は純正サスペンションを取り外しにかかります。が、いつもコレが難儀です。純正サスペンションはスプリングレートが柔らかい代わりに、かなりのプリロードが掛かっています。また、ストローク量も大きいので、ボルトを外しても簡単には取れてこない事が多くて・・・。

 案の定、クラアスさんの純正サスもなかなかの強敵でした(遠い目)。

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 まずはリアから取り掛かったのですが、???が発生です。クラアスさんのリアサスペンション形式はマルチリンク。通常、マルチリンクだとショックアブソーバーはアッパーマウントとロアアームに固定されています。

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 なんか、ショックの中央ぐらいで車体にボルト留めされてるんですが(汗)。

 今一つこの意味が分からない。こうしちゃうとスプリングがタイヤ脇に移動しちゃって、タイヤハウス内のクリアランスが取りづらくなるし、重量物が下にくるからフリクション上でも不利だし、そもそも、スプリング長が短くなってしなやかな動作でなくなるような・・・。

 加えて強烈にプリロードが掛かっているため、ロアアーム固定ボルトが抜けてきません(遠い目)。スタビライザーリンクも外して、なんとか抜けそうです。

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 下が終わったら、次は車内。写真はすでに交換されてますが(汗)。

 トランクの左右の内張を外すと、ストラットタワートップが見えます。トップには、減衰力調整モーターが設置されているので、コネクタを外してフリーにします。モーター上にカバーが付いているのですが、ゴムキャップで被っているだけなので引っ張りぬきます。減衰力調整モーターは左右のクリップで留まっているので、ラジペン等でクリップを外して、モーターを撤去。すると、M14のナットでアッパーマウントが止まっているので、ナットを外して準備完了。純正だとナットを外し切ってもショックが落ちませんので、気にせず全外し。

 そして、ここから力技(遠い目)。ナックルを押し下げつつ、ショックを持ち上げて、ロアアームから抜き出します。すごく大変。多分、キャリパーとかも外さないとダメだと思います。嗚呼、純正サスペンション(涙)。

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 頑張って外れてきたのが、コチラ。約7.4kgありました。って、重っ!。

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 外すのは大変ですが、つけるのは簡単。なぜならプリもほとんどかかってないし、全長も短いから。逆にアッパーマウントを固定するのが、下から支えつつじゃないといけないので、一人作業だと手の本数が足りません(涙)。独り作業なワタクシは間にいろいろ詰め物してなんとかやりました(遠い目)。

 ちなみに、ロアアームの接続は左右を同時進行しないとスタビが効いちゃって大変です。左右ともアッパーマウントに吊るしてから、ロアアームに接続しましょう。

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 リアが終わったら、今度はフロントです。リアに比べると、フロントは普通(笑)。しいて言えば、アッパーマウントの固定ボルトが2重になっている事ぐらいでしょうか。そして、例によってプリロード掛かりまくりおかげで、外れてきません。

 結局ワタクシはロアアームをナックルから切り離しました。それでやっとショックが抜ける空間を作る事ができて、指挟みました(涙)。

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 そんな痛みと引き換えに抜けてきたフロントショックがこちら。約6.6kg。リア程ではありませんが、やはり鉄製なので一回り重たい感じです。

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 そして、車高調の装着はやっぱり簡単♪。プリロード掛かってないって幸せ(遠い目)。

 が、車高調は装着して終わりとはいきません。車高調は車高を調整するためにあるので、車高調整を行います。イメージとしては、着陸した時に純正-3cmぐらいに、前後フラット。

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 うん、ちょっと、リア下がりかな?。再びガレージに入れて、車高を計測。RDMWではジャッキアップポイントを車高基準点にしております。

 リフトに掛けて、タイヤ外して、車高調レンチでぐるぐる。クラアスさんは前後ともにレバー比がおおむね1.5程度です。なので、ショックを2cm動かすと、車高は3cm変わる事に気を付けつつ、微調整。おおむね前後フラットな感じになりました♪。

 重量的なまとめを計算します。外した純正サスペンションが合計28.4kg。つけたRDMW車高調が合計19.6kg。差し引き8.8kgの軽量化になりました♪。結構な軽量化になったのですが、その大半はアルミロアブラケットが効いてると思います。そして、ロアブラケットはバネ下重量!。路面追従性にもいい効果が期待できそうです。

 あとは実際に走らせてみて、オーバー・アンダー具合を見てまた調整をしたいと思います。と、その前にアライメントだ。ので、アライメント編に続きま〜す。

Posted at 18:16 in Crown | Comment () | Edit

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