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Apr 29, 2019

MR-Sさん 復活プランいろいろ

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アレコレやってみたい気はするまるそうデス。ノーマルも愛しいですが。

 というわけで、サーキットレンタル中に止まってしまったMR-Sさんから、エンジンとミッションが無事に降りたけど、見事にエンジン全損だったので、復活にはエンジン載せ替えが必要になりました。が、エンジン手配は一朝一夕にはすまないので、とりあえずメンバーを戻して、排気量0Lの状態で押して動かせるようにしました。嗚呼、がらんどうエンジンルーム。

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 ともあれ、復活にはエンジンを載せ替えねばならぬのですが、いったいどのエンジンを載せるかを検討せねばなりません。まず筆頭に上がるのが、純正でも乗ってる1ZZ-FEエンジン。

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 排気量1794cc、最大出力140ps/6400rpm、最大トルク17.4kgm/4400rpm、最高回転数6800rpm、ボア79mm、ストローク91.5mm。

 ロングストロークの広くフラットなトルクバンドがウリの実用エンジンです。7000rpmを切る最高回転数と、1.8Lなのに140psという最大出力は、スポーツカーの心臓部としてやや見劣りするものの、軽量なMR-Sには十分な性能です。何より純正ですから無改造でそのままポンと乗るのが楽ちん。費用的にも最も安く済みます。中古エンジン載せ替えなら、工賃含んで30万ぐらいからイケるかと。

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 1ZZから載せ替えると言えば、やっぱりこの2ZZエンジンは避けては通れない選択の一つでしょう。

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 排気量1795cc、最大出力190ps/7600rpm、最大トルク18.4kgm/6800rpm、最高回転数7800rpm、ボア82mm、ストローク85mm。

 同じZZ系、同じ1.8Lながらも、ボアもストロークもカム周りの制御も全然違う。最大出力は脅威の3割以上増し、その上トルクも上がってるという、恐るべしYAMAHAチューンエンジンです。が、トルクバンドはわずか1000rpmすら無く、レッドゾーン直前で最大出力を発揮するという超高回転指向エンジン。言い方を変えると、カタログ数値特化モデルです。燃料もハイオク限定で、レギュラーマップを一切持たないという割り切りっぷり。

 一応、ミッションの窯はZZで共通のため、クラッチさえ1ZZのものに載せ替えればそのまま結合できるとか。が、しかし、エキマニの形状がMR-Sは特殊なため、2ZZ用のノーマルエキマニはMR-Sに装着できません。また、エンジンマウントもニコイチをしたうえでさらにスペーサーが必要になります。制御系のもスロットルワイヤーの取り回し方向が逆のため配線の入れ替えが必要だったり、可変カム機構の制御信号線を追加したりする必要があります。もちろんECUも2ZZ用のものに変える必要があります。

 エンジン自体が高く、必要部品が多岐にわたるため、載せ替え費用はざっくり60万円程度から。軽く1ZZの倍額です(汗)。

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 さらにその上を狙うならホンダのK20でしょうか。最強の2L NA 量産エンジンの一つであるK20は、さまざまな車へのスワップに用いられていますが、MR-Sにも積めてしまいます。

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 排気量1998cc、最高出力220ps/8000rpm、最大トルク21kg/7000rpm、最大回転数8400rpm、ボア86mm、ストローク86mm。

 1L当たり110psという異常な高出力ながら、2Lという排気量とiVTECのおかげで中間トルクもたっぷり。それが8400rpmもまわっちゃうんだから、この世代のホンダエンジンも異常と言って良いかと思います。

 ただ、MR-Sに載せる場合は、Egだけじゃなくて、ミッションもDC5/FD2のものが必要になります。もちろんECUもK20用が必要で。ドライブシャフトもスワップ専用品に。費用的には軽々100万を超えていきます。

 この他にもEJ20を積んでボクスターっぽく仕上げたりするなどの例もありますが、かなりの特殊かと。主には上記3種類が選択肢になるかと。

 が、問題は、この車をどう使うつもりでいるか、という事が肝要です。

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 うちのMR-Sさんの主戦場は、SUGO サーキットゲーム。昨年はSP2を卒業しSP1へとクラスアップしたところです。SP1で戦う事を考えれば、今の140ps 1ZZでは厳しいですが、楽しめるとも言えます。逆にそれより上のクラスに上がるには、ロールバーが必着になるなるなどのハードルがあり、ちょっと手がでません。

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 また、今年は体感耐久への参戦車両をMR-Sさんにスイッチする事も検討しています。そのため、速くなるけど劇的に燃費が悪化する、というのはちょっとアレな感じです。

 加えて、MR-Sさんはノーマルの1ZZでも十分な戦闘力を発揮してくれ、私自身もソレに半ば満足しているというのも大きなポイントでしょうか。

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 まぁ、ぶっちゃけ予算の問題がある、というのもありますが(笑)。

 どうせGW期間中は部品の手配等も進まないため、どの方向で直すのか、どのようにMR-Sさんを走らせるのかを考える時間があるとも言えます。結論を急がずもう少し検討してみようと思います。

 そんな悩めるMR-Sさんのエンジンチョイス、是非皆様のご意見もお聞かせいただければ幸いです♪。

Posted at 23:07 in ZZW30 | Comment () | Edit

Apr 27, 2019

MR-Sさん エンジンバラシ それは秘密です!!

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ばらす事考えたら車上でEGとMT分解した方が良かったのではないかと思わないでもないまるそうデス。同年代ならそんなタイトルのTV番組に覚えがあるのでは?。

 というわけで、サーキットレンタル中に止まってしまったMR-Sさんからエンジンとミッションが無事に降りたので、さらに点検を進めます。と言いつつ、

 「MR-Sさんの秘密さん、どなたがお越しになったでしょうか?。それは秘密です〜」

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 「あの悲劇の瞬間、SUGOの路上に独り取り残されてしまいました。しかし、コース員さんの手により回収され、我々に届けられたこの方(?)」

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 「何かがぱっくりと抜け落ちたかの様な喪失感でいっぱいだった1ZZさんの元へ」

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 「今、戻ってきました!。」

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 と80年代の某番組のようにナレーションを付けてみましたが、コース員さんが拾ってくださった破片、見事にうちのEgにジャストフィットでした(涙)。割れ方を見る限り、内側から何かがぶつかり、その衝撃で割れたように思います。果たしてナニがこの原因だったのかを知るために、さらに分解を進めます。

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 まずはミッションとエンジンを分離しましょう。スターターモーターの固定ボルトはエンジン・ミッションを貫通しています。Eg/MT分離の最初はスターターモーターを外す所から。

 写真を撮りそびれましたが、ミッションの窯周りのボルトを外します。ミッション側の上に17mmが2本、14mmが左右に2本、エンジン側からは下側に14mmが2本(だったかな?)が入ってます。これらを全部抜くとフリーに。あとは、エンジンとミッションを両側に引っ張れば外れます。と簡単に書きましたが、どっちも結構な重量があるのでそう簡単には外れません。外れないからと言って、合わせ目にバールを突っ込んで抉る、ようなことはしてはイケマセン。ポイントポイントに叩き代があるので、そこをコツコツやりつつ地道に抜きましょう。

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 無事にミッションが抜けました♪。これで多少取り回しが良くなりました。

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 次はEgから補器類を外します。と言っても、MR-Sは電動油圧式パワステだし、エアコンはすでに撤去されているので、Egについている補器は少な目です。ともあれ、まずはベルトテンショナーを傾けてベルトを抜きます。ZZ系は眺めのベルト1本で補器を駆動しています。

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 ベルト抜いてフリーになったオルタネーターを外します。ちなみに、小さい車だとオルタネーターの取り付け角度でベルトのテンション調整をしている事が多いですが、1ZZはオートテンショナーが付いているのでオルタは角度固定です。

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 INマニ、サージタンク、スロットルまでまとめて外します。ただし、スロットル周りは水配管や信号線が来ているので、それらを先に外します。あとは、INマニとエンジンブロックを固定しているナットを外せばこの通り。

 本当はエキマニも外したかったのですが、ブロックとエキマニを固定しているボルトが遮熱版に完全に覆われています。しかし、遮熱版を固定しているボルトの錆びがあまり強固で、緩めたらモゲそうだったので諦めました。

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 お楽しみの下部ブロックは後に取っておいて、上から攻めます。まずは、イグニッションコイル、プラグを抜いてみます。

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 普通に良く焼けてました。

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 続いてカムカバーを外します。あら、普通に綺麗。MR-Sさんはイベント専用車だったので、街乗り0でオイル交換も距離からすれば極端に頻繁でしたから。

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 2ZZはロッカーアーム式ですが、1ZZは直打式なので非常にシンプルな構成です。カムの当たり面も綺麗。

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 上の次は下を攻めます。順序大事(謎)。オイルパンをはぐってみました。あれ?、ぱっと見、普通のような・・・。

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 そのままクランクシャフトを回転させて観察。アレ、ナンカ、タラナイヨウナ・・・。

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 ・・・、ナンデ、クランクノ、子メタル当たり面ガミエテルのかな?。っていうか、1番シリンダのコンロッド何処?!。

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 まぁ、オイルパンに落ちてたんですが(遠い目)。もちろん開けた段階で気づきます。

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 1番シリンダの子メタルブロー、そのまま走ったので、コンロッドとクランクが焼き付いてロック、コンロッドが折れ、破片がエンジンブロックを突き破って飛び出したようです。

 この時点で、クランク、ブロック、1番のピストン・コンロッド死亡は確定です。

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 さらにマズイのが、結構な破片がオイルストレーナーに吸い込まれています。こいつはもしかして・・・。

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 確認するために、タイミングチェーンカバーを外します。が、そのためにはいろいろ外す必要があります。まずは、オートテンショナーとそのプーリー。

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 地味に外すのが大変なクランクプーリー。

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 ウォーターポンプ。

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 オイルレベルゲージホルダー。電気配線コネクタのホルダーにもなってるので、そちらも外します。

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 タイミングチェーンテンショナーも外します。

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 あとは、他の1ZZ車だとパワステポンプが付いてる所にあるアイドラープーリ―と、10mm、12mmのボルトをたくさん抜くと、タイミングベルトカバーが外れます。ガスケット式じゃなくて、シール材で止まっているので、結構剥がすの大変です。

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 カバーが外れてから本番です。チェーンテンショナーガイドを外します。ボルト1本。

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 右側のチェーンガイドをを外します。こちらは駆動しません。ボルト2本。

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 クランクプーリー奥にある、クランク角センサー用のスプロケットを外します。クリアランスギリギリなので、結構大変。

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 さらにその奥にある、タイミングチェーン用のスプロケットを抜きます。これも引っ張れば抜けるのですが、クリアランスぎっちりだし、スプロケットを抜くまでチェーンが外れないので引っ張れる所がなくて大変です。

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 その奥にオイルポンプが鎮座しています。いくらなんでも引きこもり過ぎです(涙)。ここまでバラせばボルト3本で外れます。

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 やっと抜けたぁ〜。

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 このオイルポンプ自体は、プラスねじでカバーが止まっています。が、かなりぎっちり締まっているので普通のドライバーではまず緩みません。

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 インパクトドライバー&ハンマーでガツンと緩めましょう。果たしてオイルポンプの中身は・・・

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 異物を咬み込んだ跡がありました(涙)。こうなると、ドコまで異物が圧送されているか判断できず、ドコと言わずエンジン全損で確定です。さらに、エンジンだけじゃなくて、オイルクーラーも終了です。オイルクーラーのコア内に入った異物を完全に取り除くことは不可能に近いためです。

 バラす前からEg全損なのは半ばわかっていましたが、思った以上に激しいブローでした。ともあれ、ここまでが往路。復路はMR-Sさんの復活目指して頑張りたいと思います!。

Posted at 17:31 in ZZW30 | Comment () | Edit

Apr 26, 2019

MR-Sさんのエンジン降ろし! ついでにミッションも。

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力作業で身体が痛いまるそうデス。人間の馬力が足らんなぁ。

 というわけで、レンタル中に止まってしまったMR-Sさんのエンジンを降ろし始めました。突貫で(汗)。

 というのも、ガレージ作業のご予約を頂いており、明日にはMR-Sさんをガレージから出せるようにしておく必要があります(汗)。果たして間に合うのか?

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 ともあれ、まずは、11Lも入っている冷却水を抜きます。うちの子はハードにアンパネが付いているので、そのままは抜けませんが(遠い目)。アンパネを外してから、下のドレンプラグを両方外して冷却水を抜きます。この時、フロントトランク内にあるエア抜き口や、リアエンジンルーム内にあるリザーブタンクの蓋を緩めると勢いよく抜けます。ちなみn抜いた冷却水にオイルが混じるような事はなく正常でした。

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 お次はエンジンオイルとミッションオイルを抜きます。さすがに噴き出しただけあって、Egオイルは1L少々しか抜けてきませんでした。ぱっと見た感じは鉄粉でラメラメにはなっておらず意外と普通でした。ミッションオイルはむしろまだ透明度が高い程。でも、Eg下ろし時にドラシャを外すので、ミッションオイルも抜かざるを得ません。

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車が上がってるついでに、フロントパイプも外します。MR-Sはメンバーをまたぐようにフロントパイプが配管されているので、メンバー降ろし時に干渉しますから。つけるときはガスケット変えなきゃ・・・。

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 フロントパイプを外している間に、水もオイルの抜けたので、いったん車を降ろします。そして、エアクリーナーボックスからスロットル手前までのインテークを外します。エアクリボクッスが地味に内側からボルト留めされているのが罠でした(笑)。うちの子はバッテリーが車内にありますが、普通の車はここでバッテリーを土台毎外します。

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 今度は車内に入って、ECUからコネクタを外して、ハーネスをバルクヘッドの向こう側に押し込みます。今回はEg側にハーネスをつけたまま降ろします。

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 こちらエンジンルーム側。うちの子はバッテリーをドライ化して助手席後ろにマウントしているので、それらの配線もエンジンルーム側に持ってくる必要があります。ドライ化するときに戻す事考えてなかったのでちょっと作業が面倒でした。

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 Egルームの助手席側にあるヒューズボックスからプラスの大本配線を外します。写真中央のナット留めされているケーブルです。これも、Eg側に着けて降ろします。

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 アースラインも外します。写真の左ストラットタワー脇と、右側のエンジンルーム前端にあります。

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 エンジンルーム運転席側の、キャニスターを外します。キャニスター本体だけじゃなく、固定のマウントも外します。この下にエンジンマウントがあるので。

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 ついでにキャニスターからEg側へつながるホースも抜いておきます。中間の金属パイプが車体に固定されているので、ここも抜いとかないとひっかかります。

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 ドライブシャフトも抜きます。ナックルをショックに固定している19mm、および、リア側のアームを外すとドライブシャフトがナックルから抜けます。結構ギリギリです。ブレーキホースやABSラインを切らないようにご注意を。右側はミッションからドラシャが抜けたのですが、左側はミッションから抜けなかったのでそのまま降ろす事にしました。

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 テールランプを外します。上側から2本のボルトとフェンダー内側にピンがあります。ボルトを抜いてから、車両中央側にテールランプを引っ張ると外れます。右側のテールランプはハーネスの長さが短いので注意。おかげで、ハーネスのコネクタを抜くのもちょっと大変。左側はハーネスが長いので楽に外せます。

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 テールランプを外したのはリアバンパーを外すためでした。リアバンパーはテールランプ裏のボルト、上側からクリップ、フェンダーにタッピング、下側にクリップ、フェンダー後端がはめ込みで固定されています。

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 バンパーステー、遮熱版、レインフォース、マフラーを外します。さらにリアメンバーも降ろしてます。リアメンバーは後ろ側エンジンマウントが付いているので、まずソレをEg側で外します。また、アーム類をナックルから外して、あとは17mmを4本外せば落とせます。ほかの3個のマウントが健康なら問題ないですが、劣化しているとEgが傾くので、メンバーを降ろすタイミングはお気をつけて。

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 ちなみに、リアメンバーが見た目のゴツさより軽くて驚きました。

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 次に冷却水用ホースを外します。こちらはスロットル脇。長年の固着でえらい強固でした(遠い目)。

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 その下にある、シフトワイヤーをリンケージから外します。が、ピンを抜いても根っこの方が固定されてます。が、この固定はクリップなので力を入れてひっぱれば取れます。

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 スロットルワイヤーを外します。スロットルを開く方向に回して、ワイヤーをたるませ、ワイヤーの角度90度方向を変えた状態でバルクヘッド側にスライドすると抜けます。完全に見えない状態での作業なので、他の車でスロットルワイヤーがどうつながっているか事前に確認しておいた方がいいかもしれません。最近の車は電制なのでワイヤーが直接つながっていませんが(汗)。

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 ちょっと車を持ち上げて、腹下に入り、クラッチラインを切り離します。車体側からフルードが漏れてくるのでメクラ蓋をします。レリーズ側からもちょっと漏れますがふき取る程度でOK。最初、レリーズシリンダをミッションの窯から外せばいいかと思っていたのですが、レリーズシリンダの固定ボルトを緩めても、レリーズシリンダびくともしねぇ。どうも、レリーズシリンダから次のコネクタまで鉄配管でつながっており、さらに、そのコネクタがラインを切り離さないとホルダーから抜けない形状のため、鉄配管がレリーズシリンダを固定しちゃうようでした(涙)。

 写真撮りそびれましたが、引き続き腹回り作業。サーモスタットから出ている冷却水ラインを外します。これで水回りはEgと車体が切り離されました。

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 さらに腹回り作業。バルクヘッド側のマウントを外します。車体側のボルト3本を外すのですが、マウントを外すとEg/MTが下がってきたりするので、ジャッキ・リフト等でEgを支えつつ作業してください。

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 その上、腹回り作業。運転席側のエンジンマウントを2つに分離します。プーリ―とベルトの向こう、ギリギリ見えている3つのナットを抜きます。かなり奥にあるので、エクステンションを2本接続してギリギリ届きました。

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 そのエンジンマウントの車体側を外します。先ほど腹回りからナットを抜きましたが、このボルトが結構長く、真下に引き抜かないと齧って引っかかります。

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 が、EG/MTを真下に抜くのは難しいので、車体側のマウントを外して、この場で分離する事に。このマウント、上から2本のボルトと、ホイールハウス側から1本のボルトで固定されています。その3本を抜いたらマウントを真上に引っ張りあげて外します。

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 最後のマウントである助手席側のミッションマウントを2つに分解します。中央に見えている14mmの長いボルトを抜きます。が、このボルトにEg/MTの重量が掛かっているので、下からからEg/MTを持ち上げてボルトから荷重を抜いてあげないと咬み込んで抜けません。ジャッキ等で適切に調整してください。しかも、うちのはこのボルトが超トルクで締まっていて往生しました(汗)。

 写真に撮りそびれましたが、燃料デリバリーパイプと燃料パイプを切り離します。プラスチックカバーを引っこ抜くと、そのまま抜けそうに見えますが「返し」が付いているので引っ張ても抜けません。専用のパイプ外しが売っていますが、買うのが面倒だったのでそこらの端材で即席コネクタを作って外しました。外すと燃料が漏れます。特に車体側はホースを下向けちゃうととめどもなく漏れてくるのでで気を付けて。

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 あとは干渉が無いかチェックしつつ、車体を上げて、Eg/MTを支えているジャッキやリフトを下げれば分離します。

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 抜ぅ〜けぇ〜たぁ〜どぉ〜。

 エンジン降ろし、MRなので作業が大変かと言えば、実はステアリング機構が無いのでFFよりは楽かもしれません。やりたいか?と問われればあんまりやりたくないですが(笑)。

 さて、果たしてEgはどうなっているのか?!。明日の更新を請うご期待!。

Posted at 22:31 in ZZW30 | Comment () | Edit

Apr 25, 2019

大沼プランニング走行会にMR-Sさんで参加させて頂きました!。そしてごめんなさい〜

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大きな事故につながらなくて良かったと思うまるそうデス。さてどうしたものか。

 というわけで、昨日SUGOで行われた大沼プランニング走行会にウチのMR-Sさんで参加させて頂きました♪。と言っても、ワタクシがハンドルを握ったわけではなく、練習に使いたいというリクエストを受けて、レンタカーとして車両をご用意させて頂きました。しかし、ご一緒して頂いた皆様、

 赤旗を出してしまい、申し訳ありません。

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 走行時間も2時間半程度を過ぎた頃でしょうか、SP INの手前で車がストップ。どうもバックストレートで車から白煙が上がり、オイルをぶちまけた模様です。

 その処理のため貴重な走行時間を奪ってしまう事になりました。ご一緒して頂いた参加の皆様、本当に申し訳ありませんでした。

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 戻って確認したところエンジンブロックを内側から何かかが突き破っている事が判りました。ただ、コレが原因でブローした、というよりは、他に何か原因があって、その2次被害としてブロック破損に繋がったようです。ZZ系エンジンはレブに当てるとカム周りでトラブるなんて話もありますし・・・。

 ただいま、Eg下ろしの準備をしていますが、ピットを占有してしまうので、他の作業の段取りも含めて調整中です。また進捗があったらご報告したいと思います。

 そして、5/1のサーキットゲームにはMR-Sさんで参戦予定でしたが、残念ながらさすがに無理となりました(遠い目)。CGにエントリーしたいけどまだ申し込んでない、なんて方がみえましたら、参加権売ります(爆)のでお知らせアレ。

 さて、MR-Sさんの再起、どうしようかなぁ(遠い目)。

 
Posted at 22:10 in ZZT231 | Comment () | Edit

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