Jul 08, 2025
[農家になるには] 西側農地の持ち主さんとご相談 価格はどう決まる？
値付けが難しいと思うまるそうデス。不動産と負動産。
というわけで、農家ネタシリーズも佳境？を迎えて、進捗が無かったハズの西側農地が急転直下譲っていただける事になったのですが、具体的な話が決まっていません。その詳細を詰めるのが今回のお話。
で、土地主さんのお宅にお邪魔して、お話させていただいたトコロ、様々な詳細が決まっていきました。が、感じなアレがなかなか話に出ません。そう価格です。おそるそる、おいくらぐらいをご検討ですか？、とお伺いすると、
「あー、よくわかんねぇから、いい感じに値段つけて。」 by 土地主さん
ぬぉぅ、そうきましたか。うーん、お任せいただけるとなると、どうしたものやら。
というのも、今回扱う田畑のような農地は売買の頻度が少なく、公式な価格情報というのがあまりありません。また、サイズや形状や土質、現状や隣地の利用方法、接道具合等によっても大きくお値段が異なります。そのため、値付が非常に難しい。
ちなみに、今回の争点となっている土地は、下記のような感じ。
面積 ： 550�崢�度
形状 ： 南北に細長く南側はゴルフクラブのように膨らんでいる。概ね平坦
地目 ： 田
現状 ： 竹林になりつつある耕作放棄地
接道 ： あり。ただし、かなり急斜面。
周辺 ： 西側：用水路（段差3m程度、斜面あり）、北側：道路（段差-1m程度、斜面あり）、東側：ウチ（段差-70cm程度、斜面あり）、南側：別の耕作放棄地（段差3m程度、斜面あり）
・・・、田んぼ、ですよ？。登記上の地目は。竹林じゃないですよ？。しかも、実は、コレ、初期状態じゃなくて、ソレナリに草刈りした後だったりします。手前のシートやタイヤは防草シート代わりにおいています。
地目は田ですが、耕作放棄地で、挙げ句に竹林化しつつあるのが問題。正直農地としての価格は０、どころかマイナス。確実に利用するための費用や労力が土地の価値を上回っています。冷静に価値算定したら、ただでもイラン。処分費用をいただいて初めて検討に上がる物件です。
まぁ、その荒廃具合がうちに悪影響しそうだから、なんとかしたくて購入を検討しているのだからしょうがない。さて、どうやって値付けしよう。
まず、思いつくのが「固定資産税の評価額」。個人所有の土地である以上、毎年固定資産税が掛けられており、その算出には評価額が伴うハズ。が、土地主さんにお伺いしてみると、
「あー、どっかいっちゃってワカラナイなぁ。」
をぉぅ、困った（遠い目）。仕方がないので、あちこち聞いて回ったり、過去の取引履歴を確認したり、色々調べました。が、やはりバラツキが大きすぎて（例えば、ソーラー会社が買い上げる時は結構な金額になったりしている、地目変更の費用なども含むからか？）あんまり宛にならない。
もう気持ちの問題か。とりあえず、自分の中でコレぐらいってたたき台を出して土地主さんに相談してみよう！。
「＊＊＊＊＊＊円でどうでしょう？！」
「じゃぁ、それで。」
さくっと決定（ずこっ）。とりあえず、手付をお支払いし、今後のお手続きに入る事になりました(つづく）。
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