Oct 01, 2025
[農家(開)] 開拓102日目 新粉砕機開封! 組立! 試運転! 竹粉砕作業再開も近い! 3倍速にて [耕作放棄地再生を目指して]
新しい道具が来ると心が踊るまるそうデス。こいつはヤレそうだ!。
というわけで、農家ネタシリーズの開拓102日目のお昼前の作業は、粉砕機君2号の開封から試運転です。
以前使っていた粉砕機君1号ですが、アチコチ問題があって、ふぉーえばーしました。が、粉砕機がないと竹の処分が進まないので、仕方がなく2号機を購入しました。1号機での知見を活かして、2号機はシンプルで頑丈なのを探しました。
まずはエンジン、1号機が15馬力、2号機が7.5馬力と約半分です。1号機でも結構粉砕パワーが不足していましたが、果たして・・・。
お次はカット方式。1号機はグラスクラッシャー側がハンマーナイフ方式でウッドチッパー側は回転スライサー方式という2段構成。基本的にはチッパー側しか使いません。スライサー方式は、円盤にスリットがあり、そこにブレードがついていて、円盤が回転してブツを切ります。竹を粉砕するなら、スライサー方式の方が良さそうに見えましたが、ブレードの損耗が早く、切れ味が落ちるとすぐ絡まる印象でした。円盤の回転軸とブレードが近いことも絡まりやすい原因かと。また、チップの排出がほぼ自然落下のみになります。
対して、2号機はロータリー式のみです。こちらは、回転ドラムにヘッコミがあり、その凹みにブレードが付いています。物理的に回転軸にはからみようがありません。ただ、切れ味が落ちると、ロータリー自体に噛み込んだりする可能性が。逆にロータリーが遠心力を発するため、チップの排出はかなり勢いよく出てきます。
さらに起動方式が違います。1号機はセルモーター式。レバー類を調整してから、ボタン押せばブルルンと起動。ただ、その分、バッテリーやセルモーターが必要になり、機材のサイズ・重量がおおきくなります。対して、2号機はリコイルスターター式。紐付きレバーを勢い良く引き絞る事でエンジン起動します。起動に人間のパワーが少し必要です。が、機構がシンプルです。
外装としては、1号機は持ち手や足、タイヤ付きでした。重量が100kg近いので、タイヤ等がないと移動が困難です。逆にタイヤや足を付けるために重量がかさんでいるとう面もあります。対して2号機は、ゴム足だけで持ち手もありません。ただ、総重量が50kgを切るので、ギリギリ独りでも持ち運べます。また、全体サイズとしてもコンパクト。
ちなみに、お値段は1号機が20万円近くと結構しましたが、2号機は半額以下とリーズナブル。予算もうなかったの(涙)。
さらにカバーを外して確認してみたとろ、駆動部にも結構違いがありました。
1号機はメインシャフトがボールベアリングで、給油口無し。販売店さんに聞いてみた所、グリスの給油は必要だが、バラして補充して、との事。2号機はベアリングにグリスチャックがあり、グリスガンでの補充が可能です。
一番の問題点は、駆動ベルトでした。1号機はエンジンからチッパーに動力を伝えるベルト1本のみ。2号機はダブルベルトで2本でした。1号機のエンジン出力は2号機の倍、でも、駆動ベルトは半分。ベルトの負担は4倍。もちろん、一本のベルトでそんな駆動力に耐えられる訳もなく、ベルトはものすごい勢いで滑って摩耗。結果として、エンジンの高い出力も行かせず、粉砕力はイマイチになるという始末でした。いろんな所で設計に問題がある1号機でしたが、特にココが問題だったと思います。
ちなみに、どちらもベルトテンショナーはなく、エンジン位置でテンションを調整するタイプです。
ともあれ、2号機を触ってみて、1号機のマズさを再確認しました(遠い目)。
そんな2号機、エンジンオイルを入れて、ガソリンも入れて、試運転です。うむ、動く(振動で)。
さーて、2号機君、果たして、その性能は如何に?!。次回に続きます。
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