Dec 26, 2025
ラジコン草刈り機君 ガソリン vs ディーゼル
どちらが良いかは結論が出ないまるそうデス。ガソリンが思ったより頑張る。というわけで、なぜか前回の投稿が3分身しており修正ができなくて困ったけど大事な事なので3回言った事にしようと思うラジコン草刈り機君について語ろう、第4回です。今回はエンジン種類について。
新型ラジコン草刈り機君ですが、前回と同様にクローラー駆動は電気モーター、刈刃の駆動や発電はエンジンで行うハイブリッドタイプとなります。家庭用電源から充電できるポートがあるのでプラグインハイブリッドというべきでしょうか。
そのエンジンにも種類がございます。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンです。以下に新型ラジコン草刈り機君に装着されているエンジンをご紹介します。

<< ガソリンエンジン >> 型式 RATO R420
形式 単気筒420ccガソリンエンジン
出力 8.6kw/3600rpm
トルク 25N・m/2500rpm
〇長所〇
価格が安い
軽量
排気音が小さい
最大出力が高い

<< ディーゼルエンジン >> 型式 KAMA 192F
形式 単気筒500ccディーゼルエンジン
出力 7.7kw/3600rpm
トルク 25N・m/2500rpm
〇長所〇
燃料代が安い
燃費が良い
低回転でのトルクが太い
基本的にガソリンエンジンの長所の逆がディーゼルエンジンの短所、ディーゼルエンジンの調書の逆がガソリンエンジンの短所です。
まずは、エンジン本体の価格。これはディーゼルエンジンの方が高く、約5万円程度の差になります。
次に重量。これもディーゼルエンジンの方が重く、20kg程度の差があります。結果、ガソリンエンジン搭載モデルの重量は300kg程度、ディーゼルエンジン搭載モデルは320kg程度となります。
次に発生トルクとパワーの差です。ディーゼルの方が低速トルクが高く、逆にガソリンの方が高回転でのパワーが高いです。が、しかし、実用上、トルクに関してガソリンで困ったような事はありません。マルチアクスルドラムが大きなイナーシャを持つため、フライホイールとしての働きをして、エンジントルクにそれほど依存しないからです。
燃費の差はカタログデータ上では結構大きな差があります。ただ、動作負荷にもよるのでちょっと検証が必要かも。
排気音については、音量の違いも結構ありますが、音圧の違いが大きいような気がしています。ガソリンは音も響きも小さいですが、ディーゼルは音が甲高くかつ腹の底から震えるように感じています。
音量、音質に関しては動画にてご確認ください。音圧については、動画ではちょっとわからないカモ。
導入コストはやや高いがランニングコストが安いディーゼルか、それとも音が静かで軽やかなガソリンか、非常に悩ましいところです。
特に音に関してはドコで作業をするか、で評価具合が変わりそうです。近くに民家があるようでしたら、ガソリンの方が苦情をもらいづらいかと。逆に山間部や広大なの農地の場合はディーゼルの方がお勧めかと思います。
ご利用目的に合わせて、お好みのエンジンをチョイスしていただければと思います。
RDMWでは両方テストしております。が、より広範囲なテストを行うためテスターを募集しております。レポートを提出して頂く必要がございますが、ガソリンエンジン車両は特価530,000円、ディーゼルエンジン車両は特価580,000円にて車両をご提供可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

