Nov 11, 2017

趣味レーターUPGRADE! 6chフィードバックアドオン追加!

image
ソフト側の微調整を行っているまるそうデス。使えるパラメーターが問題。

 というわけで、縦横Gを体感できちゃうドライビングシミュレーター 「趣味レーター」のバージョンUPしました♪。

 と言っても、4台あるうちの3号機のみです。3号機には先日NewPCを投入し、うちにある趣味レーター4台中最速マシンとなったので、満を持して「6chフィードバックアドオン」を追加しました♪。

 6chフィードバックアドオンとは、前後左右の4輪分のタイヤとブレーキ&クラッチペダルの状態を振動で伝えるパーツです。

 趣味レーターはシート角度を変える事によって体感Gの再現を狙っています。が、角度だけでは伝わり切らない情報を補助してくれるのがこの6chフィードバックアドオンです。

image

 体感に最も影響があるのは、ブレーキペダルでしょうか。ABSの稼働に伴って、ペダルも振動するので踏み抜き過ぎたのかどうかを実車同様に体感する事ができます。

 次に違いを体感できるのは、クラッチペダル。シムに乗るとエンストする人が続出するのは、クラッチミートの感覚が無いから。クラッチのエンゲージに伴ってクラッチペダルが振動する事で、半クラの感覚もバッチりです!。

 が、ペダルの振動、地味に実現するのが難しかったりします(遠い目)。いつABSが動作したのか、いつクラッチがエンゲージしたのかをソフト側からの情報から判断をする必要があるのですが、判断に足る情報を出していないソフトがあります。

 たとえば、うちでメインで使っているrfactorでは、エンジン回転数の他にフライホイール回転数が出力されます。クラッチの振動は、フライホイールとエンジンの回転が徐々に近づく事で発生します。なので、クラッチペダルを振動させる条件は、

 1. クラッチペダルを中途半端に踏んでいる
 2. エンジン回転数とフライホイール回転数に差異がある
 3. エンジン回転数とフライホイール回転数が近づいている
 4. エンジン回転数とフライホイール回転数の差が大きい程振動も強い

 というようなロジックが考えられます。

 が、しかし、ProjectCARSでは、そもそもフライホイールの回転数が情報としては出てきません(遠い目)。タイヤの回転数は出ているので、逆算してフライホイール回転数を出そうかと思ったのですが、車種ごとのギア比が情報として渡されないので、逆算のしようがなかったりします(涙)。

 仕方がないので、現実とはやや乖離しても、体感としてある程度つじつまを合うように、ロジックを組み立てなおす必要があります。うーん、レースシムの開発者さんもこのアタリもうちょっと考えてくれればなぁー。

 ともあれ、まだ微調整中ですが、ブレーキペダル、クラッチペダル、そして4鈴のグリップ限界を迎えたか否かを振動で表現する事が可能になりました!。

 実は、スラストマスター製の最新型ハンドルコントローラーには、フォースフィードバックの他に、振動表現用のモーターが追加になっております。うちの6chフィードバックアドオンはそれをさらに多チャンネルにして振動箇所を増やしたものと言えるでしょうか。

 そんな6chフィードバックアドオンも稼働するようになったおかげで、タイムアタックランキングのVRアルテさん in sUGOはさらにリアルに走れるようになりました♪。皆様の挑戦をお待ちしております!。

Posted at 20:10 in Sym | Comment () | Edit
Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.