Dec 22, 2025
新マシン到着! リモコン草刈り機 フロントタイヤと上下屈曲ボディー

あれこれソレと追われてブログ更新が滞っていたまるそうデス。色々重なりすぎた(汗)。
というわけで、ブログをお休みしている間に、新型のラジコン草刈り機君が届きましたのでご報告差し上げます。今度は車体屈曲式!。
ラジコン草刈り機君といえば、9月ごろにType-1を導入しておりました。Type-1でのテストなどの結果を受けて、今回新型を導入する事になりました。新型機の最大の特徴は、フロントタイヤ付き、というものです。

というのも、旧型草刈り機の最大の悩みは刈刃が地面を叩く事でした。これはフロントオーバーハングに刈刃を持つタイプの草刈り機に共通の悩みだと思います。

クローラーより前に刈刃があるので、登り傾斜へのアプローチ時にはどうしても刈刃が地面を叩きます。

下りなら大丈夫かというとそうでもなく、重心が前にあるため、クローラーの半ばが傾斜に入った段階で、一機に車体が倒れ込み、そのまま刈刃が地面を叩きます。

そういった事態を回避するために、刈刃の高さコントール昨日が図中の紫色の点についています。これで、十分に上げておけば回避は可能なのです。
が、耕作放棄地は地面もフラットではありません。段差の度に刈は高さを調整するのは大変手間です。それどころか、草ボーボーの状態では地面の傾斜具合を事前に察知できる事の方が稀です。地面をぶっ叩いてから慌てて引き戻し、刈刃の高さを調整して、再アプローチしなければいけない事もしばしばでした。

さらに、傾斜どころか小石を乗り越える際にも同様の事が起きます。これを完全に察知するのは不可能ですし、その度に停めて刈刃高さ調整するのはロスが大きすぎました。

そこで今回の導入の新型機は、刈刃より前側にフロントタイヤを装備しています。これで、上記の問題はおおむね回避できます。

また、刈刃の持ち上げ方法も異なります。図中の紫色の丸は可動部で二つありますが、前側を操作し、後ろ側はパッシブに動作します。前側の可動部を車体側に近づける事により、後ろ可動軸を中心に車体全体が傾き、刈刃が持ち上がります。後ろの可動軸により刈刃が持ち上がっても、クローラー部は地面に水平に接地したままです。
このフロントタイヤと上下屈曲ボディーのおかげで、登りも下りも地面とのクリアランスを一定に保つことができます。

もちろん小石の乗り越えも大丈夫です。上下屈曲ボディーがいなしてくれます。

こうして、フロントタイヤと屈曲ボディーを持つことで、傾斜や乗り越えの際にも刈刃調整そのものが不要になりました♪。また、フロントタイヤとクローラーまでのホイールベースが長くなることで、クローラーが地面を確実にとらえる事ができ、悪路走破性や傾斜を登る能力も向上しております。
新型機を剪定するにあたって最大のポイントが、このフロントタイヤと屈曲ボディーでした。これが他のリモコン草刈り機にはない最大のアピールポイントかと思っています。
つづく。

