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Oct 22, 2015

趣味レーターによる特訓 鈴鹿を攻略せよ!

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鈴鹿を走ったのはもう15年以上前なまるそうデス。懐かしいなぁ。

 というわけで、今週末鈴鹿で行われるレースの予習として、縦G横Gも体感できちゃうドライビングシミュレーター稼動式プレイングシート 趣味レーターをご活用いただきました♪。

 今回は実際には走行したことがないコースにチャレンジされる、という事ですのでデータ作成から。幸いにして走行予定の車両で別の方が乗られたロガーデータがあったので、ソレをベースにシフトポイント、ブレーキングポイント、各コーナーでのボトムスピード、各ストレートでのMAXスピード、アクセルOFFポイント、パーシャルアクセルポイントなどをコース図に作成。おおよその走行イメージを作成します。

 次に車両データの作成です。車体基礎データは手元のリストの中にあったものの、レースカーのため標準状態からは大きく離れています。車両重量、前後重量配分、車高、バネレート、ストローク量、アライメント値、Egパワーカーブ、ブースト値などもろもろの丸秘データを出していただき、それをベースに車両データを純正状態から改変します。これがたたき台データ。

 たたき台データができたら、実車で計測したロガーデータがあるコースを趣味レーター上で走らせます。今回の場合はワタクシが慣れ親しんでいたSUGOのデータがあったので助かりました。で、実測データと趣味レーター上のデータの乖離を埋めていく作業に入ります。

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 Eg出力カーブや、タイヤヒステリシス、前後空力バランスを触りつつ徐々にリアルデータと趣味レーター上データをシンクロを目指します。走る、データ分析、調整、走るをひたすら繰り返し。こうして車両データをブラッシュアップです。

 データが出来上がったら、お次は本命の鈴鹿を趣味レーター上で走行です。最初に作ったコース攻略指示書に従いつつ、タイムが安定して走れるようになるまで走りこみ。おおよそ実測データに近いトコロが出るようになったら、今度はロガーとニラメッコ。

 タイムを削るにはどうしたらいいのかをデータを見つつ分析します。この削り方は色々あるのですが企業秘密(笑)なのでココでは詳細には書けませんが、最終的にはタイヤをキチンと使いきれているか、のチェックが大半です。

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 たとえば上記の上側は横Gのグラフです。黒色のグラフは横Gが立ち上がってひと山でき、一旦落ち着いてふた山目にはいり、さらに0まで落ちて再び上がっています。

 それに対して青色のグラフはひとつの大きな山ができているだけです。どちらかといえば青の方が美しい運転といえるでしょう。

 黒ぐらいGのふり幅があると、ハンドル操作自身も切って戻してまた切り足してと非常に忙しく動かしていると思います。怖いのはこれだけ操作をすると、「俺操ってる感」を得てしまい、限界走行をしていると勘違いしがちです。しかし、実際に車を振ってしまうため挙動も安定せず、グリップ限界より内側で走ってしまっています。

 かといって、動きが穏やかならば何でもいいかというとそうでもないのが難しいトコロ。タイヤの許容限界Gまで振りつつ、しかし、乱すことはない走行を目指さねばなりません。

 もちろんコーナー形状によってはそうできない部分もあるし、あまりに難易度が高すぎて失敗確率が上がるのも考えもの。現実可能で、かつ、無駄が最小限に抑えられ、特にネガティブが少ない方向に走行の組み立てを心がけます。

 こうしてワタクシ的走行方針が固まったところで、ちょうどドライバーさんお越しになりました♪。あとはひたすら走りこんで頂いて、夜が更けていくのでした。

 そんな特別コーチングプランもある稼動式プレイングシート 趣味レーター、皆様のご用命をお待ちしております。

Posted at 09:31 in Sym | Comment () | Edit
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